木工作62


    リビングボード制作           概略図
4月最後の週末

友人Maさん宅より、リビングの収納が欲しいとの依頼で、リビングポードを制作。
先ずは横板の接ぎ合わせ・・・ご覧のように1*4を4枚に、半分だけ5枚の接ぎ合わせという階段状の構造。
接ぎ合わせは勿論ビスケット・・・ご覧のようなマーキングの後、専用機を使って、グイーンと溝掘り。
いやいや専用機のお陰でビスケット接合も格段に楽になりました。
お次に、天板、底板、中間天板を接ぎ合わせて、今回は終了。

季節外れの風邪に悩まされているのに加え、庭の手入れなどでここまでしか進みませんでした・・・あとは4/29からの8連休で仕上げていきたいと思います。
4/29からの8連休・・・最初の3日間は野暮用で何も出来ず、5/2より作業開始。
先ずは、接ぎ合わせた側板、仕切り板に棚板用の大入れ溝をトリマーで加工・・・ついでに裏板のベニヤ用の溝も加工。
溝加工には、ご覧の直線治具を使用。
続いて、天板、底板、中間天板にも同じく溝加工。

写真は、中間天板・・・前面の1枚のみ1*6材を使用しています。
 
加工したパーツをコーススレッドで組み立てて、ご覧のように形が出来ました。
左下の四角い穴は、ちょうどこの位置にコンセントがあるため、殺してしまわないように。
この後、いつものクリヤーラッカーで塗装しておきました。
お次に扉。

いつもの通り、1*4の半割にトリマーテーブルで境板用の溝を掘り、境板として、8ミリまで厚みを落とした杉の野地板をはめ込みました。
 
とびらは、塗装を済ませてから、ご覧のようにスライド丁板で取り付け。
そして、棚板用のダボ穴を加工し、OSBで棚板を作って、完成。
久々に家具作りをしたので気づいてませんでしたが、スライド丁板がすごく値上がりしてますね・・・以前1ヶ150円だったものが、今回は230円でした。
これも、原料高騰のあおり?
 
最後に完成写真を。
右の写真で、左下に見える楕円の穴が、コンセント用の通し穴です。

この後、5/5のこどもの日に納品してきました。
計画通りぴたりと収まって良い感じでしたよー。

    
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