木工作60


    営業中サインの制作
またまたそば屋の弟からの依頼。

今度は、良く客から営業しているか分かり難いとの指摘を受けるため、営業中の看板を作ってほしいと。
先日田舎から入手した欅板はすでに使用したので、材料の調達から・・・HCで、杉の180ミリの厚板と、2*10材を購入しました。
結局使用したのは、ご覧の通り2*10材。
理由は、電動彫刻刀で試し彫りをしたところ、杉板の方は柔らかすぎて上手く行かないため。
彫り込みの準備として、2*10材を10回ほど自動カンナを通し、30ミリまで減厚し、木固めエースを塗って表面を固めました。
 
木固めエースが乾いたら、パソコンで印刷した字体を糊で貼り付けました。
ごくありふれた「営業中」と「準備中」の物ですが、営業中の面にだけ、店名の読みをひらがなで追加・・・看板文字があまりに達筆すぎて、何と読むか分かり難いので。

しかしながら、看板の文字自体は、とても評判が良いとか。
 
貼り付けた糊が乾くまで、庭の手入れなどをして待つことしばし。
電動彫刻刀で彫り込みです。
やはり、彫り込みは、堅い板の方が楽ですね・・・木固めエースで多少は固くなっているのですが、繊維と同じ方向に彫り込む場合、丁寧に進めないと、繊維がめくれてきます。

中腰の姿勢で、時々腰を伸ばしながら、両面合わせて2時間ほどかかったでしょうか・・・。

看板の時は、字が大きく彫りやすかったのですが、今回はちょっと大変でした・・・お陰で腰痛が再発したような。
 
彫り込みが完成したら、彫り込んだミゾ部分に工芸漆を塗り込んで乾燥・・・乾いたら、ランダムサンダーではみ出た部分を削って修正。

色を入れる前に、にじみ防止のための塗装をすべきでした・・・木固めエースを塗っているからと省略したのですが、心配していたとおり、少しだけ導管に色がにじんでしまいました。
次回からは手抜きをしないでやりましょう。
 
お次は文字全体の色づけ・・・同じく工芸漆をあまり薄めないで丁寧に塗っていきます・・・と言うところで日没時間切れ。

最後の仕上げは次回持ち越しとなりました。

ちなみにこのサインの大きさは、幅235ミリ、高さ600ミリで、通常の物の2倍以上の大きさがあります。

ロールオーバーします
2/28の土曜日、仕上げにかかります。

先ずは、看板を吊り下げるための穴開け・・・ロールオーバーで確認できますが、ドリルで10ミリの穴を開け、インサートとして、10ミリのアルミパイプを挿入し、ボンドで止めておきました。
毎日掛けたり、外したりするため、穴が広がったり、割れが入ったりしないようにとの配慮で。
  
仕上げに、クリヤーラッカーを塗装して完成です。

前回は、ラッカー系では工芸漆が溶け出すのではないかと心配し、油性のニス仕上げとしましたが、完全に乾燥させればラッカーでも平気なようですね。
そして、そば屋に納品。

大きくて良い感じですね。
これで、一目で営業中かどうかが分かるはず。
おまけで・・・前回のメニュースタンドとの2ショット
更におまけで・・・看板も含めて3ショット

小さくなって見えませんけど。

 
  竹刀ラックの制作 
3月7・8の週末。

特別作る物もないので、以前から作ろうと思っていた竹刀ラックを作ることにしました。
材料は、SPFの1*8材を使用し、所用寸法にカットした後で2枚を両面テープでくっっけて、写真のように、35ミリのフォスナービットで穴を7ヶ開けました。
上の状態から、手前の3つの穴は手前側から掛けられるようにバンドソーでご覧のようにカットし、ついでに上下ともアールをとりました。
その後、各角をトリマーでボーズ面に面取りし、サンダーをかけて、2*4をリソーしたときに出た端材を背後側に欠き込んで取り付け・・・組み立て完了です。

この後、いつものクリヤーラッカーで2回塗装、あとは取り付けるだけ。
早々に、リビング横にある和室に取り付けました。
1*8材を使用しているため、結構な出っ張りになりましたが、普段あまり使わない部屋なので問題なし。

早々に竹刀と木刀を掛けてみましたが、どうです、良い感じじゃありませんか・・・。

ちなみに今までは、簡単な傘立てのような箱を作り、無造作につっこんでいましたが、これで少しは片付くかな?

以上、半日程度の簡単木工でした。


   
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