木工作58


    衝立の制作
そば屋を経営する弟からの依頼で、店のテーブル間に置く衝立を作ります。
材料はSPFの2*4材の半割がメイン。
2*4材をバンドソーで半割にし、自動カンナでサイズをそろえ、仕切り板用の溝を掘り・・・ここまで写真無し
下部の仕切り板は、写真のようにベニヤに切り抜きを入れたもの
そしてこれは、足部材にする2*4材の2枚合わせに墨付けをした状態。
薄くてよく見えませんね。
ベニヤ板をジグソーでくり抜き、サンダー掛けをして準備よし。
本来はシナベニヤを使用すべきでしょうが、手持ちがなかったのと、買い出しに行くのが面倒だったため、在庫の物を使用・・・一番下部に使用するため、目に付かないかと。
足部材は、バンドソーで切りだし、各角をトリマーで面取りをしておきました。
そして各部材をコーススレッドで組み立てて、ご覧のように形が完成しました。

勿論このままでは衝立の用をなさないので、上部には布を張ることにしています。
布を張る前に、油性ステインのオーク色をシンナーで半分に薄めて着色、その後クリヤーラッカーを3〜4回塗り重ねて塗装も終了。
最後に丸棒部分に布を縫いつけて、ご覧のように出来上がり。
この布地・・・あるHCの2階にある大きな手芸店で、裏表とも同じ色の物を探してきました。

丸棒に縫いつけたのも、勿論私ですから、この大きさでも縫い目がガタガタなのが分かってしまいますね・・・。
まあ布地ですから、最悪自分たちで縫い直すでしょう。
と言うことで早々納品。

店内のテーブルの横に置いてみましたが、大きさ、色ともにちょうど良い感じでした。

実はこれ、私のイメージで作った試作品・・・結果、同じ物をもう1つ追加で作ることになりました。

ホゾなどを使用しない簡単木工ですので、2日もあれば完成してしまいます。
2月7−8の土日、追加注文文を作ります。

と言っても、制作過程は1作目とまったく同じなので割愛して、骨組みが出来上がりました・・・ここでようやく間違いに気づいた・・・一番上の丸棒の位置を、40ミリ間違えて下に付けてしまった。

と言っても、ビス穴隠しの木栓を打ち込んで塗装した後なので、後で何とかごまかすこととし、このまま仕上げ塗装まで続行。
塗装終了後、前回とは反対の色使いで、布を縫いつけて完成・・・と言いたいところなのですが、布を付けたら、余計に上部の隙間が目立ってしまいましたねーー orz

何かごまかしの秘策を考えねば・・・。
と言うことでこんな感じになりました。

隙間部分に緑色の端切れをタッカーで横向きに貼り付けただけですが、大きな隙間があるよりは全然マシかと・・・。

後は納品を待つばかり。

  
   
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